2025/06/28
《旅のよもやま話》フランスでのどうでもいい思い出を振り返る
今からちょうど2年前のこの時期、フランスのパリを旅行していた。
人の記憶とは面白いもので、パリに行ったからといってルーヴル美術館や凱旋門、とびきり美味しいフランス料理が思い出されるわけではない。
どこかで聞きかじった話によると、楽しい思い出よりも大変だった記憶のほうがより鮮明に残るそうだ。どうやら人間の本能らしい。
忘れられないのがロストバゲージという経験。
イラストエッセー【毎日がエンタメ】でも触れたが、ロンドンに置き去りにされたスーツケースと、その後のUberタクシーの出来事はおそらく一生忘れないだろう。
スーツケースは4日目の朝にようやく手元に届いた。
次に記憶に残っているのが異様な暑さだ。
エコの国・フランス。クーラーが設置されていない場所が多すぎる。
2年前のこの時期はパリ市民もビックリするぐらいの暑さだったが、宿泊先にクーラーはなく、あるのは送風機だけ。
友人宅にも送風機があった。
忍耐強くないと、エコの国には住めない。帰国時にそんなことを思った。
最後の記憶は街中を歩くイケメンたちだ。
ここはハリウッド!? イケメン率の高さに絶句!
街を歩く若い人だけでなく、お年を召した方も素敵なのだ。女性も年配女性の優雅さに目がいく。顔にあるシワでさえ美しく感じられた。
フランス人のDNAは一体どうなっているんだろう?と考えずにはいられなかった。
どうでもいい話だが、これが私のフランス旅行の記憶の大部分を占めている。
*****
フランス旅行の計画(1)
トラブル続きの出国(2)(3)(4)
ロンドンでの乗り継ぎ(5)
パリの空港でロストバゲージ(6)
Uberタクシーが来ない(7)
Airbnb(エアビー)での出来事(8)(9)(10)(11)
スーツケースとの再会(12)
最終章
番外編
執筆者プロフィール
児玉愛子(らぶこ)
韓国コラムニスト。韓流エンタメ誌、単行本、ガイドブック等の企画から取材、執筆を行う。
メディアで韓国映画を紹介するほか、日韓関係やエンタメコラムを寄稿する韓国ウオッチャー。
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