海外旅行

2024/08/06

【毎日がエンタメ】フランス旅行 (8)Airbnbの部屋に入れない事件

前回からの続き>

 
宿泊先のAirbnbに到着した。
イラストエッセー 毎日がエンタメ 児玉愛子 さわ フランス旅行 パリ Airbnb
 
スーツケースはロンドンに取り残され、迎えに来るはずだったタクシーは車内で客がゲロしてしまい、そこから新たにタクシーを呼ぶ必要があった。

 
しなくてもいい苦労をして疲労感しかない。
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パリに来たワクワク感はゼロに等しく、とにかく早く部屋で寝たかった。

 
Airbnbのドアに備え付けのキーボックスから部屋の鍵を取り出した。
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この日、上手くいったのはコレぐらいじゃないかw

 
このあと鍵を回せば部屋に入れる。
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部屋に入れる…はずだった。

 
が、何度試してもドアが開かない。
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3人で交代で鍵を回して開けようとしたが、ドアが開かないのだ。
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見ると、私たちの部屋だけ、他の部屋とはドアノブや鍵の形状が違っている。
 
私たちが泊まる部屋はホテルの一室にあり、この部屋だけAirbnbになっている。どうやら部屋の所有者が鍵を付け替えたらしかった。
 

ただでさえ、ロストバゲージで疲れ切っているのに、今度はドアが開かないという。

 
無駄に時間が過ぎていった。
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Airbnbの所有者に連絡しても返事はなく、Airbnbへの問い合わせも役には立たなかった。
しかもホテル内にあるAirbnbなので、建物のフロントに言っても無駄だった。

 
ここは自分たちで解決しなければならない。←無理!
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真夜中だったが、パリ在住の友人が心配してくれていたため、彼に泣きついた。
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なんと、Airbnbまで来てくれるという。

 
タクシーから降りたジェリーさんは奇跡的にカッコ良かった。
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元々イケメンだが、このときのカッコ良さは過去一。

 
そのジェリーさんがいよいよ鍵を回す。
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私たちはその様子を息を飲んで見守った。
 
つづく
 
*****
この「ドアが開かない」ハプニングは“フランスあるある”で、珍しいことではないらしい。
事前にそれは学習していたものの、鍵の形状がまったく違っていて、結局は自力で開けることができなかった。
最初、フロントに泣きついたが、「あなたたちの部屋はAirbnbだから当ホテルとは関係ない」と言われた。
宿泊先に到着してまでこんなことが起ころうとはw

執筆者プロフィール

児玉愛子(らぶこ)

           

韓国コラムニスト。韓流エンタメ誌、単行本、ガイドブック等の企画から取材、執筆を行う。
メディアで韓国映画を紹介するほか、日韓関係やエンタメコラムを寄稿する韓国ウオッチャー。

さわ

           

フリーランスのイラストレーター。海外のガイドブックやコスメ本等を担当。
当サイトのイラストエッセーでは原作者の意向に従い、不本意ながら下手クソに描いてる。

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