2024/09/25
【毎日がエンタメ】フランス旅行 (12)スーツケースとの再会「やっと会えたね」
<前回からの続き>
フランス旅行の3日目、部屋は相変わらず臭かった。
何よりもロストバゲージのせいで服がない。
A航空からは「翌日にでも宿泊先にスーツケースを届ける」という話だったので、すぐに「洋服を買おう」とはならず…。
フランスは暑かった。エコの国なので部屋にクーラーはない。
涼しくないくせに、音だけはやたら大きな送風機だった。
ロストバゲージによって着替えの服もない私たちからは、少し酸っぱいニオイが漂い始めていた。
Airbnbの部屋も臭いが、私たちも臭い。目くそ鼻くそ状態だ。
イギリスに置き去りにされたスーツケースが私たちの手元に届いたのは4日目の朝だった。
だが実は、その前日には宅配業者さんがAirbnbに届けてくれていたのだ。
というのも、3日目の夕方、フランス人の宅配業者さんから電話が来ていた。
もちろん、何を言っているのかサッパリだったが、ここで助けてくれたのは日本語を少し話せる第三者のフランス人男性だった。
ところが、Airbnbの入っているホテルのフロント同士の引き継ぎが上手くいっておらず(涙)、交代したばかりのフロントは「スーツケースは届いていない」の一点張りだった。
その頃、私たちのスーツケースはすでにホテルの保管庫に置かれていたのだ。
翌朝、ジェリーさんが宅配業者に電話してくれて、スーツケースが前夜には届いていたことが発覚!
まさか、ここまでトラブル続きとはw
妙に賑やかな部屋w
4日目にしてようやく新しい服に着替えられたのと、このとき切れ痔だった私は軟膏を取り出せてホッとしたw
<つづく>
*****
ロストバゲージにより、本来は不要なものを買ったり、無駄にしたものもあったので、これについては帰国後、B航空会社に請求。お金は戻ってきたけど、やっぱり現地で時間を無駄にしたのは痛かった。
これからヨーロッパ旅行に行かれる方は、そういうことも念頭に入れて荷造りしたほうがいいかも。
執筆者プロフィール
児玉愛子(らぶこ)
韓国コラムニスト。韓流エンタメ誌、単行本、ガイドブック等の企画から取材、執筆を行う。
メディアで韓国映画を紹介するほか、日韓関係やエンタメコラムを寄稿する韓国ウオッチャー。
さわ
フリーランスのイラストレーター。海外のガイドブックやコスメ本等を担当。
当サイトのイラストエッセーでは原作者の意向に従い、不本意ながら下手クソに描いてる。
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