コラム

2026/08/19

ネコろんで読む英語コラム (71)愛されキャラのbear cub“モモ太”と「551蓬莱」の意外な関係

男鹿水族館のホッキョクグマ・モモ太がSNSでバズっている。コーンを頭にかぶり走り回る子熊の姿は世界中の人々のハートをわし掴みにした。
 
少し前まではニホンザルのパンチが人気だったのに、人の心は移ろいやすい。
一時期は海外から千葉県市川市までパンチを見に訪れる人がたくさんいたらしいが、次は秋田県男鹿市まで足を運ぶ人が出てくるかもしれない。
 
英語コラム 明場由美子 ホッキョクグマ モモ太 男鹿水族館
モモ太のコーン遊びが海外でも話題に。
 
ホッキョクグマは世界最大の熊で、英語でpolar bearという。そのまんま「北極の(polar)熊」である。



日本語ではシロクマという愛称もあるが正式名称はホッキョクグマ。
ホッキョクグマは近年の地球温暖化の影響で住処が失われつつある。そのため、世界中の動物園が協力し合って絶滅危惧種であるこの熊の繁殖に取り組んでいる。
 
モモ太はロシア産のゴーゴの孫にあたる。残念ながら先日亡くなってしまったが、このゴーゴは豚まんで有名なあの「551蓬莱」が天王寺動物園に寄贈した熊なのだ。
 
名前の由来はもちろん「551(ゴーゴーイチ)」から来ている。孫のモモ太はゴーゴの娘・モモの子どもである。名前までかわいらしい。スターになるべくして生まれてきたかのようだ。

男鹿水族館 ホッキョクグマ モモ太 551 蓬莱 
「新大阪駅」構内にある『551蓬莱 アルデ新大阪店』にて。
 
ちなみに、子熊は英語で bear cub という。
Cubは幼獣を指す言葉で、熊や狼、ライオン、トラといった猛獣系の子どもに使われる。牛や象といった大型哺乳類はcalfとなる。
 
ところが、仔馬はfoal、小鹿はfawn、子ぎつねはkitやpupと、動物によって呼び名が変わるからややこしい。「子(または仔)」さえ付けておけばOKな日本語はなんと便利な言葉だろうと思う私であった。
 

執筆者プロフィール

Yumi

English Boot Camp代表。英語発音コーチ、著者。東京在住の大阪人。
2010年に開設した英語学習者向けのYouTubeはチャンネル登録者数が19万人を超える。
小学生の時にゴダイゴのタケカワユキヒデのファンになり英語に興味を持つ。
思春期は洋楽(ロック)とアメリカ文化に傾倒し、いつしか英語を教えるように。
著書に『ネコろんで学べる英語発音の本』がある。タイトルからもわかるように大の愛猫家。

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