2024/09/20
【今日も感劇日和】韓国でミュージカル三昧の日々!
久しぶりの記事になってしまいました(汗)。
実は8月に3週間ほど韓国に滞在し、学校に通って韓国語を勉強。そこで「ミュージカルや演劇作品を見まくる」という生活をしていました。
韓国では本当にたくさんのミュージカル&演劇作品が上演されているので、気に入った作品のチケットは現地で買い足しリピートする、というオタクにとってはこの上なく贅沢な時間を過ごしました。
もちろん韓国語の勉強もしっかりやりましたよ(笑)。
今回観た作品は・・・
ミュージカル『フランケンシュタイン』
『ハデスタウン』
『ベルサイユのばら』
『もしかしたらハッピーエンディング』『ジェントルマンズガイド ~愛と殺人~』『サリエル』
そして演劇『ハムレット』『サウンド・インサイド』
作品数が少ないと思いますか?
もちろん複数回観た作品がいくつもあるのでした(笑)。
(最高は『フランケン『の5回!)
韓国と日本では、観客層がまったく違います。
韓国はMZ世代と呼ばれる、20~30代の観客が圧倒的に多く、若い男性のグループも目につくほど。
そんな若い世代には『フランケンシュタイン』、『ハデスタウン』、『CHICAGO』などが大人気。
大劇場作品にもかかわらず、平日でもチケットは完売の日が多く、劇場の熱気もとんでもないことになっていました!
一方、日本からたくさんの「ベルばら」ファンが観に来ていた『ベルサイユのばら』は、集客にはちょっと苦労していた気がします。
大曲揃いで舞台装置も衣装も豪華なのだけれど、古典的な雰囲気が若い世代にはイマイチなのでしょうか?
漫画「バルばら」は、当時韓国でも人気が高かったそうで、観客の年齢層も上記の3作品より高めでした。
アンドレを男性が演じる、韓国版『ベルばら』。
日本の「ベルばら」ファンにはわりと評判が良く、周囲のベルばら大好きなミュー友さんたちが、ただ今何人もハマっているようです(笑)。
今回の滞在でつくづく感じたのは、韓国ミュージカル俳優たちのレベルの高さでした。
Wキャストは少なく、トリプル・フォースキャストの作品が多いことを考えると(掛け持ちキャストもよく目にします!)、その層の厚さにも驚くわけです。
大・中・小、様々な劇場でこれでもかとミュージカルが上演されているのに、劇場の大きさに関係なくみーんな歌が上手い!!
そして「歌上手い!イケメン!背が高い!」
いわゆる「3高俳優」(←勝手に命名)率、高し(笑)。
この「3高俳優」に当てはまると思われる、『ベルサイユのばら』でアンドレを演じた
- キム・ソンシク(「レミゼ」アンジョルラス)
- イ・ヘジュン(「フランケン」アンリ・怪物-2作品掛け持ち)
- コ・ウンソン(「フランケン」アンリ・怪物-2作品掛け持ち)
この3人は、これから日本での人気も高まっていきそうです。
(キム・ソンシクとイ・ヘジュンは、早速11月に日本でのコンサートが決定しました!)
左からキム・ソンシク、イ・ヘジュン、コ・ウンソン
さて、今回の渡韓でもっとも私の心に深く残った作品についてもぜひ語りたいのですが・・・
長くなってしまったので、それはまた次回に!!
執筆者プロフィール
RYU
なんの肩書きもない観劇オタク。
2010年のクリスマスに韓国・ソウルで出会ったチョ・スンウによる『ジキル&ハイド』に衝撃を受けて以来、韓国ミュージカルの沼にハマる。
2011年以降、日本と韓国での劇場通いが始まり、ブログ(現在休眠中)やインスタに観劇記録をUPしている。
好きな俳優はチョ・スンウ、ホン・グァンホ、マイケル・K・リー、ヤン・ジュンモ、パク・ウンテ、中川晃教、成河など、数えきれない。
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