2024/11/16
ネコろんで読む英語コラム (31)直訳はNG? 思わず勘違いしてしまう英語の挨拶
私が初めて海外に出たのは二十歳を過ぎてからだった。
高校の時にサマースクールでアメリカやオーストラリアに行っていた友だちを羨ましく思いながらも、うちは裕福じゃないし無理だよなと諦めていた。
それから間もなくして空前絶後のバブルがやってくる。
1ドル200円だったのが一気に120円くらいになり、航空券も何もかも安くなった。
これならホームステイに行ける!と喜び勇んだ私は、大学3年生の時に期待に胸を膨らませてアメリカに旅立ったのだった。
ホームステイ先で英語が聞き取れないせいで様々な勘違いをすることになったのは、以前のコラムで書いた通り。
単語すら聞き取れない、ましてフレーズとなるとたったの2単語とか3単語ですら謎の呪文のように聞こえる。
6年間の英語教育はなんだったんだろうと愕然としてしまうくらいに、ネイティブの英語が全く聞き取れないのだ。自分で言うのもなんだけど、受験英語は得意なほうだったのに。
聞き取れないばかりではない。
ちゃんと聞き取れていても意味を誤解していたフレーズもある。
それは「See you later」という挨拶。

これ、単に別れ際に言う決まり文句で「またね」とか「じゃあね」という意味なのだけど、私はてっきり「また後で会いましょう」と言っているもんだと思い込んでいた。
今みたいに携帯などない時代。いつ迎えが来てもいいように部屋でずっと待機していた。
なのに、いつまで待っても連絡が来ないもんだからいつも不思議に思っていた。
ちなみに、電話を切るときに使う「Talk to you later」も同じで「じゃあね」という意味。決して「あとでお話しましょう」という意味ではない。
ただの決まり文句を直訳すると大変なことになるという典型なのだった。
執筆者プロフィール
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Yumi
English Boot Camp代表。英語発音コーチ、著者。東京在住の大阪人。
2010年に開設した英語学習者向けのYouTubeはチャンネル登録者数が19万人を超える。
小学生の時にゴダイゴのタケカワユキヒデのファンになり英語に興味を持つ。
思春期は洋楽(ロック)とアメリカ文化に傾倒し、いつしか英語を教えるように。
著書に『ネコろんで学べる英語発音の本』がある。タイトルからもわかるように大の愛猫家。
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