2024/07/25
海外旅行で食べるべき“絶品グルメ” #13 台湾に行くと必ず食べているもの、それは…!?(台北)
せっかくの台湾旅行。
できることなら、今まで行ったことのないお店で食事してみたい!と思うのだが、なぜか毎回必ず食べたくなるのが炸醤麺(ジャージャーメン)。
炸醤麺(小)

75元(現在のレートで約350円)
「何も毎回行かなくても…」と自分でも思う。
思うんだけど、食べずにはいられない。
『老牌牛肉拉麺大王』

「城中市場」にあるお店。
決してオシャレな食堂ではないが、なんとNHKで放送されたドラマ『路(ルウ)~台湾エクスプレス~』のロケ地にもなっている。
一応、店の外にもテーブルと椅子があり、テラス席として利用できる。
店名の『老牌牛肉拉麺大王』を略して『老牌牛肉麺』と呼んでいるが、食べるのは毎回、牛肉麺ではなく…。
炸醤麺(ジャージャー麺)

周囲を見ると、地元の人たちも圧倒的に炸醤麺率が高い。
牛肉麺を食べている人は少ないように思う。
味付けだけでなく、この麺が美味しい!

うどんのように見えるけど、普通に日本で食べる讃岐うどんよりも細いのにコシが強い。
大きな鍋でわりと長く煮込んでいるわりにはしっかりとコシがあり、噛みごたえがある。
この食感も含めて、とても美味しい炸醤麺になっている。
量は多めなので、女性なら小サイズがいい。
ただし、味変は微妙…。

テーブルの上に高菜漬けや辣油等の調味料が置かれているが、この味変は好みがハッキリと分かれる。
味のストライクゾーンが広い人は何をやっても美味しく感じるだろうが、保守的な人は慎重にしないと後戻りはできない。
私はとにかく、この店の麺が好きで、帰国日に生の麺を買って帰る。
「生的麺 外帯」と書いたメモを見せ、「何玉」欲しいか伝えるだけ。
以前は1玉15元(約70円)だったが、さすがに今は値上げしているものと思われる。
帰国後は冷凍庫で保存し、食べたいとき熱湯で8分茹でるだけ。
好きなスープで、うどんやラーメンのように食べても美味しい。
地元の人気店なので、いつ行っても混んでいるけど、次回もまた再訪するだろう。
老牌牛肉拉麺大王(ラオパイニュウロウラーミィェンダーワン)
<MAP>「台北駅」と「西門駅」の中間地点にある城中市場内
執筆者プロフィール
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児玉愛子(らぶこ)
韓国コラムニスト。韓流エンタメ誌、単行本、ガイドブック等の企画から取材、執筆を行う。
メディアで韓国映画を紹介するほか、日韓関係やエンタメコラムを寄稿する韓国ウオッチャー。
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