2024/02/28
【毎日がエンタメ】氷点下の夜のソウルでトイレに行ったらこうなった
真冬に編集者のSさんと韓国入りした。

どんなに寒くても食事だけは妥協しないと決めている。
ブレない私たちは氷点下の夜、行きたかったタッカンマリのお店に向かった。

ここは『손가네닭한마리 / ソンガネタッカンマリ』。東大門エリアにあるお店で、とても美味しいタッカンマリを食べられる。

食べては酒を飲む。

飲んでは食べる。

また飲む。

当然、トイレに行きたくなる。←自然現象w

韓国の食堂あるあるだが、トイレが店の外にあるパターンだった。
こういう場合、トイレが汚くないことを祈るほかない。
この寒さの中、トイレのために店の外に出たSさん。

ここは真冬の韓国・ソウル。普通の寒さではないのだ。
私は戦場に送り出すような気持ちで、彼女の背中を見送った。
数分後、トイレから戻ってきた彼女は無事ではなかった。
店を出て行ったときとはまったくの別人になって帰ってきた。

わずか数分で人の顔色がリトマス試験紙のように変わるのを初めて見たかも。
…ってぐらいの変わりようだった。
まるで信号機w

ここで楽しかった食事は終了した。このあと待っているのは地獄だ。
そう思ったら、とても食事どころではない。
実際、外に出た瞬間、パンチを食らったかのような寒さで、一瞬にして酔いは覚めた。
*****
本当に寒い夜だったので、この日はさすがに「ナイトショッピングに行こう!」とはならず、ホテルに戻った。一刻も早くホテルに戻りたいと思った。
それにしても『손가네닭한마리 / ソンガネタッカンマリ』はやけにオジサン率の高い店だった。あんなに寒くなかったらオススメ。
執筆者プロフィール
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児玉愛子(らぶこ)
韓国コラムニスト。韓流エンタメ誌、単行本、ガイドブック等の企画から取材、執筆を行う。
メディアで韓国映画を紹介するほか、日韓関係やエンタメコラムを寄稿する韓国ウオッチャー。
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さわ
フリーランスのイラストレーター。海外のガイドブックやコスメ本等を担当。
当サイトのイラストエッセーでは原作者の意向に従い、不本意ながら下手クソに描いてる。
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