台湾旅行

2025/08/16

《旅のよもやま話》各航空会社の機内での地味な楽しみ

数年前まで機内食のあとの飲み物といえば、当たり前のようにコーヒーを飲んでいた。

 
ところが数年前、ブリティッシュ・エアウェイズで飲んだ紅茶の美味しさに驚いた。
旅のよもやま話 ブリティッシュ・エアウェイズ 紅茶 機内食
提供された温かい紅茶
 
さすがイギリスの航空会社。「TWG」で飲む紅茶にも負けない味と思えた(←あくまでも個人的な感想です)。

 
というわけで、台湾のエバー航空では烏龍茶を飲んでみた。
旅のよもやま話 エバー航空 機内食 烏龍茶
ほとんど飲み終えたあとの写真で美味しさが伝わらないけど、エバー航空の烏龍茶
 
私が普段、飲んでいる烏龍茶よりはるかに美味しい。
「国の威信をかけて」とまではいかなくとも、どこの航空会社もこだわりを持って提供していることは間違いない。



そういえば、過去にANAのフルーツミールを食べたとき、バナナがとても甘くて美味しかったのを覚えている。
旅のよもやま話 ANA 機内食 バナナ
ANAのフルーツミール
 
のちにANAの広報の方にその話をしたところ「気づきました!?」と反対に驚かれた。
ANAのバナナも特定の農園でこだわりを持って作っているとのこと。簡単に安く入手しているバナナではないのだ。
 
特にグルメでもない私でさえ気づけたバナナの美味しさ。ANAの広報さんも微妙な反応だったが、嬉しそうではあった。
 
こうした“気づき”が最近の機内での楽しみになっている。

執筆者プロフィール

児玉愛子(らぶこ)

           

韓国コラムニスト。韓流エンタメ誌、単行本、ガイドブック等の企画から取材、執筆を行う。
メディアで韓国映画を紹介するほか、日韓関係やエンタメコラムを寄稿する韓国ウオッチャー。

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