【今日も感劇日和】ミュージカル好きなら、これは観なくちゃ！！『COME FROM AWAY』②キャスト編

前回、9.11のアメリカ同時多発テロに基づいたミュージカル『COME FROM AWAY』のストーリーについて書いたが、キャストも素晴らしかった。

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ブロードウェイミュージカル『カムフロムアウェイ』公式HP

＜１２人のキャスト＞
安蘭けい
石川禅
浦井健治
加藤和樹
咲妃みゆ
シルビア・グラブ
田代万里生
橋本さとし
濱田めぐみ
森公美子
柚希礼音
吉原光夫

よくぞ揃えたなぁ！！と唸るしかない。
群像劇で、普通の人々を描く作品なので、BWではアンサンブル俳優たちが演じているそうだが、日本版は、全員が大舞台で主役を張ってきたキャストばかり。

日本版キャストが発表された時は、ミュージカル通の間から「１人ひとりが輝きすぎて、作品の本質が損なわれてしまうのでは？」という懸念も出ていたが、それは全くの杞憂だった。
実力のある人たちは、オーラを消すのも上手(笑)で、出過ぎず引っ込み過ぎず、いい塩梅に存在感を示していた！

せわしない役柄のチェンジや、複雑な動線をスムーズにこなしていて（かなり練習したのだろうな）、違和感なくストーリーに入り込めた。
ソロ曲は２曲だけで、複数で、全員で、声を合わせる曲でのハーモニーの美しさも耳福だった。
＜次回につづく＞

感劇日和

執筆者プロフィール

RYU

なんの肩書きもない観劇オタク。
2010年のクリスマスに韓国・ソウルで出会ったチョ・スンウによる『ジキル＆ハイド』に衝撃を受けて以来、韓国ミュージカルの沼にハマる。
2011年以降、日本と韓国での劇場通いが始まり、ブログ(現在休眠中)やインスタに観劇記録をUPしている。
好きな俳優はチョ・スンウ、ホン・グァンホ、マイケル・K・リー、ヤン・ジュンモ、パク・ウンテ、中川晃教、成河など、数えきれない。