2024/12/22
【今日も感劇日和】すごいエンタメ作品を観た! ミュージカル 『ライオン~THE LION~』
公式HP
日本での推しである成河くんが、「ギター弾き語り」の1人ミュージカルをやると知ったときは飛び上がった!
1年間ギターの練習を続け、11月にはロンドンで3週間の稽古。
その成果をいよいよ目の当たりにできる初日に劇場へ。
脚本・作曲・作詞を出がけたベンジャミン・ショイヤーさんが、自身の実話を描いた1人ミュージカル。
ニューヨークとロンドンで上演され、米国ツアーでは500回以上、幕が開いている。
舞台上の5本のギターは曲によって使い分けられ、すべて弾く!
台詞を言うときにもポロポロ音を出していたりするから、上演時間の3/4くらいは弾いている感じ。
ギターの腕前?
そりゃまぁ、すごいもんだった!
主人公ベンのほかにも、父親、母親、2人の弟、ガールフレンドなどを演じながらの一人芝居。
音楽を愛する大好きなお父さんとのエピソードからストーリーは始まるが、そこからドラマは大きく動いていく。
ベンの少年期から青年期にかけての成長を描く話であり、家族の話でもあった。
終盤、気がつけば涙がツゥー。
心に染みた・・・。
そして、なぜ“ライオン”なのかは、ラストにわかってくる。
いつのまにか演技とギターと歌声が一体化し、「ベンの世界」にグイグイ引き込まれ、あっという間の85分。
この作品が、なぜ高い評価を受けているのか、わかった気がした。
梅芸(梅田芸術劇場)さん、よくぞこの作品を持ってきてくださった!
そして、やっぱり成河くんは“演劇お化け”以外の何者でもない(笑)。
上演回数はたった7公演。
明日には公演が終るなんて、もったいなさすぎる(涙)。
梅芸さん、またすぐ再演してください!
執筆者プロフィール
RYU
なんの肩書きもない観劇オタク。
2010年のクリスマスに韓国・ソウルで出会ったチョ・スンウによる『ジキル&ハイド』に衝撃を受けて以来、韓国ミュージカルの沼にハマる。
2011年以降、日本と韓国での劇場通いが始まり、ブログ(現在休眠中)やインスタに観劇記録をUPしている。
好きな俳優はチョ・スンウ、ホン・グァンホ、マイケル・K・リー、ヤン・ジュンモ、パク・ウンテ、中川晃教、成河など、数えきれない。
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