観劇

2024/02/06

【今日も感劇日和】2024年上半期の注目作品!『DEAR EVAN HANSEN ディア・エヴァン・ハンセン』

2024年上半期に韓国で上演されるミュージカル上演作品で、私が1番楽しみにしているのはこの作品。

 
『DEAR EVAN HANSEN ディア・エヴァン・ハンセン』
RYU 感劇日和 観劇 韓国ミュージカル ディア・エヴァン・ハンセン
 
2016年にBWで上演され、第71回トニー賞では主演男優賞・が主演女優賞・作品賞・最優秀作曲賞など、6部門で受賞している。
 
私自身はもちろん未見だが、2021年にミュージカル映画としてこの作品が公開されその魅力にハマり、2024年に韓国で初上演されることを知ってから(日本では未上演)、詳細の発表を心待ちにしていた。
 
そしてついに、正月早々韓国版のキャストが発表され・・・・・・飛び上がった!!
それは、主役のエヴァン・ハンセンに、「イム・ギュヒョン」くんが選ばれたからだ。
 
この名前を聞いても、ピンとこない方が多いとは思うが(笑)
RYU 感劇日和 観劇 韓国ミュージカル ディア・エヴァン・ハンセン イム・ギュヒョン
イム・ギュヒョン

 
韓国には、様々なタイプのオーディション番組がある。
日本人にとって馴染み深いのは、アイドルグループを選ぶ番組だが、このイム・ギュヒョンくんは、2020年に「韓国ミュージカル界のアンサンブル俳優を対象」にしたオーディションプログラム『ダブル・キャスティング 더블캐스팅』で、圧倒的な歌唱力を披露し、一躍注目を浴びたミュージカル俳優。

 
『ダブル・キャスティング 더블캐스팅』
RYU 感劇日和 観劇 韓国ミュージカル ディア・エヴァン・ハンセン イム・ギュヒョン

 
私は、彼が番組の1次審査で歌った『笑う男』の「그 눈을 떠 その目を開いて」で、その歌声に魅了され、彼から目が離せなくなったのだった。
(当時、ミュージカルのアンサンブル俳優を対象にしたオーデション番組があることにとても驚いたし、羨ましかったな。)
 
惜しくも優勝は逃したが、最終審査(ベスト4)まで残り、その後「サムシングロッテン」で主人公の弟役や、「ウィキッド」のボックなど、少しずつ注目される役を演じるようになり、ついに、今回オーディションでこの大役を掴み取ったのだ!!
 
オーディション時には、「エヴァン・ハンセンそのものだ!」という評価も受けたそうだ。



同じエヴァン・ハンセン役には、すでにいくつもの大劇場作品で主人公を演じているミュージカル俳優パク・ガンヒョン、キム・ソンギュが選ばれており、お母さん役にもキム・ソニョン、シン・ヨンスクという、実力派女優さんがキャスティングされ、期待は膨らむばかり!
 
ギュヒョンくんに興味を持たれた方は、お時間があるときにでもYouTubeで、ぜひ彼の歌声をチェックしてみてほしい。
「임규형」で検索をかけると、私が初めて彼に出会った『ダブル・キャスティング』で、「그 눈을 떠 その目を開いて」を歌った時の番組映像(10分ほど)が出てくるはず。 
 
その中で彼は、いつか大劇場の主役として舞台に立ちたいと願っているが、オーデションを受けても書類審査で落ちてしまい、背が低いことやイケメンではないことが足を引っ張っている、と語っている。(あ~、この映像に字幕付けたい(笑))
 
しかし今回、番組出演当時、『笑う男』で主演していたパク・ガンヒョンさんと同じ役を演じ、主役として大劇場の舞台に立つのだ!
いよいよ、夢が叶う時がやってくるんだね~!!
 
実は、彼がこの世に出てきた時期と、コロナの流行によって渡韓できなかった時期が重なり、私はまだギュヒョンくん出演の舞台を見たことがない。
 
初ギュヒョンくんが、大好きな作品の主人公であることに、今、とても心が躍っている!!
早速「エヴァン・ハンセン渡韓」を計画したのは、言うまでもない(笑)

執筆者プロフィール

RYU

なんの肩書きもない観劇オタク。
2010年のクリスマスに韓国・ソウルで出会ったチョ・スンウによる『ジキル&ハイド』に衝撃を受けて以来、韓国ミュージカルの沼にハマる。
2011年以降、日本と韓国での劇場通いが始まり、ブログ(現在休眠中)やインスタに観劇記録をUPしている。
好きな俳優はチョ・スンウ、ホン・グァンホ、マイケル・K・リー、ヤン・ジュンモ、パク・ウンテ、中川晃教、成河など、数えきれない。

画面上部に戻る