2025/01/22
【今日も感劇日和】ようやくこの日が来た! 『レ・ミゼラブル 2024-25ver』(Part1)
My初日は、今年の1月7日。
昨年末(2024年末)は韓国でミュージカル三昧していたので出遅れてしまったが、2013年から『レミゼ』にハマった私にとっては、人生で1番観ているミュージカル作品。
チケットを取るときは、キャスト表とにらめっこしながら慎重に日時を決めたけど、この日のキャストはすっかり忘れていて、「今日は吉原バルジャン」ってことしか覚えてなかった(汗)。
当日、キャスボを見て確認したら「初参加組で、観たい人たち大集合!!」の回だった(笑)。
新キャストのみなさん、素晴らしかった(大拍手!)
以下、主要な新キャストについて簡単に感想を。(長くなるので2回に分けて)
《晴香ファンテーヌ》(木下晴香さん)
今回の『レミゼ』 から、ファンテーヌのキャスト3人が若い世代に変わり、本来のファンテーヌの年齢(27才)に近くなった。
「夢やぶれて」の歌詞がより染みるから、「若くなるとはこういうことかぁ」と思った。
バルジャンに助けられる波止場のシーン、怒りと悲しみにのたうち回るように慟哭する晴香ファンテーヌは壮絶だった。
華奢だから余計に哀れで・・・(涙)。
病室のシーンなんて、もう本当に死んでしまうんじゃないかというくらいやつれ、幸薄さに覆われていた。
晴香ちゃん、まだ25才って・・・上手すぎる!!
《ルミーナエポ》(ルミーナさん)
新しいエポニーヌだったなぁ。
彼女のエポニーヌを見ていると、ろくでもない両親に育てられ、貧困の中で沸々とした感情を押し殺しながら生きてきた人生が透けて見えるよう。
だから、エポの語る一言一言にはすごく説得力があったし、「On my own」でぶつける怒りに納得できた。
「On my own」、聴いてたらどんどん悲しくなってきて・・・あんなに早く(自分の)涙が流れ出したのは初めて。
そして、ショーストップかと思うほど拍手が鳴り止まない「On my own」も初めてだった。
ソウルで観たときも上手だと思ったけれど、感情表現がより巧みになっていたと思う。
《小野田ジャベール》(小野田龍之介さん)
老けメークと扮装で年齢をカバーしているが、やはり声は若いし、肌艶も良い(笑)。
驚いたのは「自殺」。
ボロボロになった感情がコントロールできなくなったかのように、大胆にアレンジして歌っていた。
こんなに変化をつけてこの曲を歌うジャベールは初めてだった。
やるなぁ、小野田ジャベ!
<Part2に続く>
執筆者プロフィール
RYU
なんの肩書きもない観劇オタク。
2010年のクリスマスに韓国・ソウルで出会ったチョ・スンウによる『ジキル&ハイド』に衝撃を受けて以来、韓国ミュージカルの沼にハマる。
2011年以降、日本と韓国での劇場通いが始まり、ブログ(現在休眠中)やインスタに観劇記録をUPしている。
好きな俳優はチョ・スンウ、ホン・グァンホ、マイケル・K・リー、ヤン・ジュンモ、パク・ウンテ、中川晃教、成河など、数えきれない。
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