2025/06/17
【今日も感劇日和】大劇場も小劇場も思いきり楽しんだ! ~2025年5月の韓国ミュージカル旅~
5月の中旬、ちょっと長めの「韓国ミュージカル旅」に行ってきました。
観た作品はこちら。(複数回鑑賞した演目もあり!)
『ジキル&ハイド』
『ラフヘスト』
『Once』
『長い長い夜』
『騒がしい私の書林で』(「書林」とは書店のこと)
『マディソン郡の橋』
1番の目的は、韓国ミュージカル界の至宝「ホン・グァンホの『ジキハイ大千穐楽』」でした!
6ヶ月間、毎回完売の重圧の中、一度も休まずに駆け抜けた彼のラストを前楽・千秋楽と見届けることができて、本当に幸せでした。
『Once』は、BW版の来日公演を観てハマった作品。(韓国では初演)
やはり音楽がいい!
『マディソン郡の橋』は原作を読み、映画も大好きで、韓国で初演・再演と観たときは、パク・ウンテさんの歌声に陥落した作品。今回も深い歌声に涙しました。
『ラフヘスト』、『長い長い夜』、『騒がしい私の書林で』はいずれも大学路で観た創作ミュージカル。
2人の男性(芸術家)との出会いによって、数奇な運命を辿った女性の人生を描いた『ラフヘスト』(라흐헤스트)。
韓国でベストセラーになった、動物たちが主人公の「라흐헤스트児童文学書」が原作の『長い長い夜』(걈김밤)。
1940年と1980年という、韓国にとって意味深い2つの時代を生きる若い男女の交流を描く『騒がしい私の書林で』(소란스러운 나의 서림에서)。
どれもリーディング公演などを経て、手間と時間をかけて創作され、満足度の高い作品となっていました。
2025年6月に、第78回「トニー賞」で作品賞をはじめとする最多6部門を受賞した『Maybe Happy Ending』も、始まりは大学路の小劇場でした。(原題は『어쩌면 해피엔딩』)
去年の夏にも観た大好きな作品が素晴らしい栄冠に輝き、夢のようでした!
国が創作ミュージカルの制作に様々な支援をしてきたことが実を結んだと考えると、これからさらに大学路発の創作ミュージカルが注目を浴びていくことでしょう。
今後どんな作品が生まれてくるのか、とても楽しみです!
執筆者プロフィール
RYU
なんの肩書きもない観劇オタク。
2010年のクリスマスに韓国・ソウルで出会ったチョ・スンウによる『ジキル&ハイド』に衝撃を受けて以来、韓国ミュージカルの沼にハマる。
2011年以降、日本と韓国での劇場通いが始まり、ブログ(現在休眠中)やインスタに観劇記録をUPしている。
好きな俳優はチョ・スンウ、ホン・グァンホ、マイケル・K・リー、ヤン・ジュンモ、パク・ウンテ、中川晃教、成河など、数えきれない。
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