2024/05/12
【ジェリー・ヤンの世界撮りっぷ】東京のストリート写真はカラーでも楽しい!
前回、東京のストリート写真の魅力について書いたが、もう一つ楽しいのはカラーの写真だ。

©Jerry Yang
読者の皆さんもたぶん気づいているかもしれないが、僕のストリート写真は基本的に白黒だ。
写真を撮る人にとって、白黒の良さは言うまでもない。
色がない世界で、物事の本質を追求しやすく、写真構図の優劣も逃げ場なく、見せたいものがはっきりと分かる。
実は、人間の網膜には桿体(かんたい)細胞と錐体(すいたい)細胞という2種類の細胞がある。
桿体が明暗を認識。
錐体が長波長や中波長、短波長の3種類に反応し、色認識も機能している。
数的には桿体が9,200万個もあり、460万個の錐体よりもはるかに多い。
進化論的には、色よりも明暗のほうが生死に関わると理解されている。
暗いところで色が見えなくても、明暗で害獣から逃げられたのは、弱小動物ともいえるホモ・サピエンスが勝ち残った一つの大事な要因だ。
この網膜の構造も、人間が白黒写真に親近感を持つ理由のひとつ。
視覚の情報は明暗がメインで、色はあくまでも補助だけなので。
でも、どうして僕にとって東京のストリート写真がカラーでも楽しいと思う?
その答えは来週!
プロフィール
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Jerry Yang(ジェリー・ヤン)
フランス・パリを拠点とするベンチャーキャピタル投資会社「HCVC」のゼネラル・パートナー。
台湾の高雄で生まれ育ち、起業家として台湾からシリコンバレーへ。渡仏した後、ベンチャー投資を行う。
趣味で世界各地を旅行し、撮影した写真が「ニューヨーク・タイムズ」に掲載されたこともある。
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