健康

2024/02/07

《医食の雑学》都市伝説? 「ブルーベリーは目にいい」の謎

長いこと「目にいい」と言われてきたブルーベリー。皆さんは食べていますか?
 
医食の雑学 ケル子 健康コラム ブルーベリー 抗酸化作用 アンチエイジング
 
ところが、このブルーベリー。思ったほど“目にいい”効果はないのが現状なんです。
 
ブルーベリーが目にいいと言われたのはかなり昔のこと。
第二次世界大戦の頃、当時の兵士が「夜目に利く」といって毎日食べていたブルーベリーが脚光を浴びました。



けれど科学的なエビデンスはなく、どんな成分が効いているのかもわからないまま、いつしか都市伝説に…。
今となってはイギリス軍の謀略だったのでは?なんて話も。
 
とはいえ、ブルーベリーには眼精疲労に効果的なアントシアニンやビタミンAなど、体に良い成分がたくさん含まれています。
 
アンチエイジングに役立つ抗酸化作用も高く、積極的に食べたい果物には違いありません。
 
“目にいい“は盛りすぎだとしても、私たちの日常に必要な果物といっていいでしょう。

執筆者プロフィール

ケル子

大学卒業後、食品会社に就職。
元々、健康オタクで、職場でも健康食品の研究開発に携わっている。
運動も好きで、“運動したあとに筋肉痛にならない”サプリメントを開発するのが夢。

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