2025/07/24
《藤田久美子の旅エッセー》カリフォルニア ワイナリー巡り その2【スターリング・ヴィンヤード】 ゴンドラで行くテイスティング・ツアー
白く高級感のある建物は、エーゲ海の島を思わせる。
ギリシャの修道院をイメージして建設されたというそのワイナリーは、小高い丘の上にある。
そこに行くには、ゴンドラに乗らなくてはならない。テイスティング付きの最低料金が$55。
ワインを飲まなければ$25で、法的に飲酒できない年齢でもゴンドラに乗ることができるが、グループの半数以上のテイスティングが要求される。特別室での食事、チーズ付きテイスティング、といったグレードの高いツアーも用意されている。
駐車場に車を停めてチケットを購入し、スキー場にあるようなゴンドラでワイナリーに向かう。
今回は5人での訪問で、3人がいちばんシンプルなテイスティングを体験した。
ワイナリーのテイスティングは、カウンターあるいはテーブルに座って、その場で何種類かのワインを試飲するのが一般的だ。
スターリングでは、テイスティングの場所はワインの種類ごとに離れていて、そのルート上でワイナリーの歴史や醸造方法などがパネルや映像、実物の道具や器具の展示で学習できるように構成されている。
テイスティングツアーの途中にある醸造設備。
最初の場所で白ワインが注いであるグラスをもらい、それを持って次のテイスティングに向かう。
このグラスはお土産として持ち帰ることができる。白ワイン2種類、赤ワイン2種類が試飲でき、グラスと口を濯ぐための水も用意されている。
フード付きのツアーで利用できるテラス席。見晴らしも最高。
アトラクションのように楽しめるワイナリーだ。
■Sterling Vineyards<公式サイト>
藤田久美子
ライター・エディター・トランスレーター。トレンド誌、ビジネス誌の執筆、編集のほか、IT系を中心に翻訳者として活動。著書に「大事なことはみんなリクルートから教わった」(共著・ソフトバンク文庫)、「松本隆のことばの力」(集英社インターナショナル新書)など。
執筆者プロフィール
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