2024/12/24
《旅のよもやま話》成田空港で飛行機に搭乗したときの見送られ方
前回、成田空港から海外へと飛び立つ飛行機の見送り方について書いた。
第2ターミナルのJAL機に乗っても、離陸する飛行機を見送るためには第1ターミナルに移動する必要があると。
今回は反対に、同じ便に乗ったときの見送られ方。(←ハッキリ言って、どうでもいいw)
つまり機内から見た場合についてだ。
見送ったときと同じ、第2ターミナル71番ゲートから出発するJAL8663便に搭乗した。
出発の11時45分になったが、実際に機体が動き出したのは12時を過ぎてからだ。
機体はバックし、ゆっくりと第2ターミナルから第3ターミナルを抜けて大きくUターンし、第1ターミナルへと向かう。
なるほど。だから第1ターミナルじゃないと見送れないのか。
このターミナル移動が一番時間がかかるが、第1ターミナルに着いてからは意外と早い。
機内では12時22分に「間もなく離陸」とアナウンスがあり、12時24分には離陸した。
ちなみに、この日は裏ルートの滑走路からの離陸だった。
いずれにしても、機内から見てみて分かった。
滑走路が表ルートだろうと裏ルートだろうと、機内からは展望デッキにいる人間なんて見えない。豆粒以下だ。
仮に見えたとしても、助走をつけてから飛行機が離陸するまではすごいスピード。まさに一瞬で、あっという間だ。
どんなに動体視力が優れていたとしても、展望デッキにいる家族や友だちを見つけられたとしたら、もはや人間ではなく超人だろう。
気づけば空にいた。
やはり見送られる側としても、保安検査場前で手を振って別れるのが正解のようだ。
執筆者プロフィール
児玉愛子(らぶこ)
韓国コラムニスト。韓流エンタメ誌、単行本、ガイドブック等の企画から取材、執筆を行う。
メディアで韓国映画を紹介するほか、日韓関係やエンタメコラムを寄稿する韓国ウオッチャー。
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