写真・アート

2024/04/13

【ジェリー・ヤンの世界撮りっぷ】ネオン街の歌舞伎町よりも好きな東京の風景

よく考えてみると、僕は日本の出張が多いが、桜の季節に行ったことはあまりないかも。
どうしてかな?
わざとじゃないけど、さすがに年3~4回は日本に行っているのに満開の桜を見たことがないのは、結構な偶然だね。
 
東京はパリの次に僕が一番、ライカで写真を撮っている街だ。
 
インターネットとアニメのおかげで、東京にやってきて写真や動画を撮る観光客がめっちゃ増えてきた。
YouTubeを見たら、外国人が撮った銀座や歌舞伎町の夜の動画がたくさん出てくる。
それはやっぱり、こんな賑やかなネオン街で、行き交う人たちを綺麗に演出してくれる街は、この世界にそんなに多くないから。
 
つまりインスタ映えやYouTube映え。
 
でも僕が好きな東京の風景はもっと落ち着いてる空間。
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©Jerry Yang
 
普通に日常生活を送っている街と、そこで暮らす日本人の姿が好きだ。
一見、同一性もあるが、ディテールに一人ひとりの個性がちゃんと出ているのはすごく興味深い。
 
その内面性を掘るのは、日本のストリート写真の醍醐味かもしれない。
今後もパリだけじゃなく、東京で撮ったストリート写真も皆と共有していきたいと思う。
 
P.S.写真の場所は、皆さんが当ててみて。

プロフィール

Jerry Yang(ジェリー・ヤン)

フランス・パリを拠点とするベンチャーキャピタル投資会社「HCVC」のゼネラル・パートナー。
台湾の高雄で生まれ育ち、起業家として台湾からシリコンバレーへ。渡仏した後、ベンチャー投資を行う。
趣味で世界各地を旅行し、撮影した写真が「ニューヨーク・タイムズ」に掲載されたこともある。

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