2024/07/11
【今日も感劇日和】やっぱり大好きだぁ~!! 韓国版『フランケンシュタイン』
6月も行ってきました、韓国・ソウル(笑)。
今回の目的は、もちろんこちら!!
ミュージカル『프랑켄슈타인 フランケンシュタイン』
今回は、10周年記念公演!
2014年、初演時に観たときの衝撃は、今もまだ鮮明に記憶に残っています。
・スケールが大きくキャッチーな音楽
・ドラマティックなストーリー
・魅力的な俳優陣
こんな創作ミュージカル観たことない!
と度肝を抜かれた10年前の私はすっかりこの作品にハマり、休眠中のブログには韓日合わせて80ものフランケンシュタイン関連の記事があるのでした(笑)。
この作品をきっかけに、韓国ミュージカルつながりのお友だちも増え、私に大きな影響を与えてくれたフランケン。
今回が5演ですが、4演はコロナのために観ることができなかったので、なんと6年ぶりの韓国版!
胸が躍らなかったわけがありません(笑)。
6月は2回観ました。
初回のキャストは…
ビクター:シン・ソンロク
アンリ :パク・ウンテ
終演後は、
「私の中で止まっていた時計が、動き出した!!」
そんな感情が沸き上がりました。
ウンテさんの『君の夢の中で』を聴きながら、「あ~、私が聴きたかった君夢はこれなのよ~」と泣きそうになりましたっけ。
誠実の塊のようなウンテさんのアンリ。
だからこそ、怪物になった時の悲しみが深くて・・・歌声に演技に釘付けでした!
ウンテさんの「アンリ&怪物」、やっぱり大好きです。
『俺は怪物』
パク・ウンテ
シン・ソンロクさん、実はそれほど関心のある俳優ではなかったけれど、ソンロクビクターはロングコートが似合っていて、歌声にも迫力があり、ソンロクさんを過去1魅力的に感じました!
しっかり準備なさったのだと思います。
ウンテアンリとソンロクビクターの身長差にもキュン。
2回目は・・・
ビクター:ユ・ジュンサン
アンリ :コ・ウンソン
ユ・ジュンサンさんは初演のビクターを演じ、今回久々の登場。
実のところ、「ジュンサンビクター好きだったけど、年齢的にどう?」と思っていたのですが・・・ごめんなさい。
何もかもが、初演に引けを取らない、いや、それ以上のパフォーマンスでした。
演技に関しては、あれやこれや心揺さぶられる場面がたくさんあり、「ビクターが主役の『フランケンシュタイン』」を見せてくれました。
アンリは、新キャスト、コ・ウンソンさん。
1幕のアンリには、まだ硬さも感じたけれど、2幕の怪物には鷲掴みにされました!
新キャストだからこその表現が所々に入り、「新しい~!」となったのです。
ラストの北極のシーンでは、切なさ倍増のある表現に、ズキン!
これからのさらなる進化が期待されます。
確かにストーリーに粗いところはあります。
「力業が過ぎる!」、と言われれば認めます(笑)。
でも「もうそんなことはどーでもいい。やっぱり私は韓国フランケンが好きなのよ!」となった、6年ぶりの韓国版フランケン。
あと何回観られるかなぁ(笑)。
執筆者プロフィール
RYU
なんの肩書きもない観劇オタク。
2010年のクリスマスに韓国・ソウルで出会ったチョ・スンウによる『ジキル&ハイド』に衝撃を受けて以来、韓国ミュージカルの沼にハマる。
2011年以降、日本と韓国での劇場通いが始まり、ブログ(現在休眠中)やインスタに観劇記録をUPしている。
好きな俳優はチョ・スンウ、ホン・グァンホ、マイケル・K・リー、ヤン・ジュンモ、パク・ウンテ、中川晃教、成河など、数えきれない。
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