2026/01/03
【今日も感劇日和】進化を続ける『DEATH NOTE デスノート』

キャストが大きく変わった2025年版『デスノート THE MUSICAL』。
韓国版を観てきた直後だったので、違いが鮮明でとても面白かった。
映像作品のような雰囲気のある韓国版。
演劇色がより強い日本版。
それぞれの魅力がある!

渡邉蒼くんの月、素晴らしかった(拍手)。
よく伸びる歌声、感情豊かなお芝居に魅了された。
月なりの正義を追っているときは、理解したくなってしまうほどの真っ直ぐさを表現していた一方で、終盤、闇にハマり壊れていく狂気を含んだお芝居はゾクゾクしたなぁ。
才能豊かな俳優さんだということをあらためて認識した!
そして、Lを演じた三浦宏規くん。
きっと月に勝てる!と思わせてくれるような正義感が強く漂うLだった。
終始クセのある姿勢で振る舞うが、身のこなしの美しさが感じられた。
2人のテニスシーン、解き放たれたような躍動感あふれる三浦Lの動きは、ひたすらカッコ良かった。
歌も申し分なくて、日々の精進をすごく感じたな。
濱めぐさんのレムは、やはり別格。
初めてデスノを観たときに、めぐレムから受けた衝撃が蘇ってきた!
2幕でミサミサへの無償の愛が伝わる歌声に魂揺さぶられ、ずっと聴いていたいと思った。
1幕、アンサンブルさんたちの歌声の力がとんでもなくて圧倒された!(たぶん韓国版より人数も多い)
『ミス・サイゴン』のトウィだったり、『レミゼ』のアンジョだった方など、歌上手俳優さんがたくさんいらした。
この方々の歌声が「民の声」の役割を果たしているからこそ、声の厚みが重要な意味を持つことを実感できた。
落ち着いたトーンで進行していく日本版『デスノート』。
その良さを感じ取ることができたのは、しっかりドラマを作り出していた蒼ライトと三浦Lの力によるところが大きかったと思う。
2025年版『デスノート』は、日本も韓国も新しいキャストを加えて進化を続けている!

自分勝手な正義が無秩序にはびこっている今日この頃。
もはやデスノートがなくても、人を亡き者としてしまう方法を私たちは知ってしまったのでは?
そんなことが頭をよぎったりもした。
よく考えれば、ホントに怖い話なんだよね、『デスノート』って。
<公式HP>
執筆者プロフィール
RYU
なんの肩書きもない観劇オタク。
2010年のクリスマスに韓国・ソウルで出会ったチョ・スンウによる『ジキル&ハイド』に衝撃を受けて以来、韓国ミュージカルの沼にハマる。
2011年以降、日本と韓国での劇場通いが始まり、ブログ(現在休眠中)やインスタに観劇記録をUPしている。
好きな俳優はチョ・スンウ、ホン・グァンホ、マイケル・K・リー、ヤン・ジュンモ、パク・ウンテ、中川晃教、成河など、数えきれない。
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