2024/01/31
【毎日がエンタメ】韓国映画『怪しい彼女』で描かれる女性の人生の例えが面白い!
2014年に日本で公開された韓国映画『怪しい彼女』。
映画は冒頭の“女性の人生”の例えからして面白い!
今の時代、コンプライアンス的にどうなんだ?と目くじらを立てる人もいるだろうけど、男も女も関係なく、人は老いていく。
これはヒロインとなる“韓国の毒舌おばあさん”が昔と今の違いを例えたもので、モテ期からそうでなくなった時期までの変遷がよく分かる。
10代の女はバスケットボール
男たちが自分を奪い合う。
20代の女はラグビーボール
猛々しい男たちが自分に向かって突進してくるという最高のモテ期だ。
30代の女はピンポン
このあたりから自分に向かってくる男の人数が激減し、1対1にw
40代になると……
できるだけ遠くに飛ばされる。もはや気のせいではない。
遠くに飛ばすことで男は喜んでいる。
50代になるとバレーボール
陣地から追い出され、戻ろうとするとブロックされる。
このあとは一体どんな悲惨な競技になるんだ!?
(気になる人は続きを映画を観て!!)
これは男も女も関係ない。皆、老いていくのだから。
けど、老いたからといってヘコんでもいられない。『怪しい彼女』の物語はここから始まるのだ。
二十歳に戻ったおばあさん。
冷静に自分たちのヘアスタイルを見つめて衝撃を受ける。
人生いろいろ。髪型もいろいろ。
今度は“アジュンマパーマ”を野菜に例えてるw
*****
このチリッチリのアジュンマパーマは、日本でいうパンチパーマみたいな感じ。
韓国人に聞くと、とにかく「コスパがいい」らしい。
安くて落ちづらいから、アジュンマ(おばさん)世代に人気なんだとか。
執筆者プロフィール
児玉愛子(らぶこ)
韓国コラムニスト。韓流エンタメ誌、単行本、ガイドブック等の企画から取材、執筆を行う。
メディアで韓国映画を紹介するほか、日韓関係やエンタメコラムを寄稿する韓国ウォッチャー。
さわ
フリーランスのイラストレーター。海外のガイドブックやコスメ本等を担当。
当サイトのイラストエッセイでは原作者の意向に従い、不本意ながら下手クソに描いてる。
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