2025/09/05
【今日も感劇日和】心震えた『レミゼ』コンサート~世界は広い!~
『Les Miserables』-World Tour Spectacular-
ミュージカル『レ・ミゼラブル』ワールドツアースペクタキュラー
<公式HP>
総勢65名以上のキャストとオーケストラによるワールドツアーコンサートが、シアターオーブに!
いやぁ〜、もう、素晴らしすぎて、感動しかなかった。
あ〜、世界は広い!
こんなレミゼがあったのかぁ~、って。
上演前、幕間、カテコは撮影OK
コンサートだから動きの制限はあるけれど、もう、完璧にレミゼ!
本編と大きく違う舞台装置、大胆にして繊細な照明、コンサート版ならではの演出。
何度も口アングリになった!
キャストの皆さんはアンサンブルの方々も含め、ベラボーに上手い(拍手)。
共通して感じたのは「優れた歌唱技術」と「幅広い表現力」だった。
そんな中、1番心打たれたのは、ジャベールを演じたジェレミー・セコムさん。
まさしく「これぞジャベール!」だった。
砦でバルジャンに助けられるまで、自らの信念に1ミリも揺るぎのない人生を送ってきた「ミスター厳格!」の『Stars』では圧倒的なオーラに震えた。
一方で、その『Stars』と裏返しに位置する『自殺』では、最初から感情が爆発し、メロディなんかあってないように内面を吐露する。
アイデンティティがぐちゃぐちゃに崩壊していく様を見せつけられ、彼にはこの最期しか残されていなかったのだと受け止められた。
凄いものを見せてもらった!
『恵みの雨』はマリウスがエポニーヌをバックハグしながら歌うの(涙)。
心配かけまいと、泣き笑いしながら歌う2人の姿に、過去1で涙がダー。
本編では、決して見ることができない表情だった。
魅力的な主要キャストと、申し分ない歌声のアンサンブルさんたちも含めた『One day more』は、照明の使い方も完璧で「これは夢か幻か?」だった(笑)。
レミコンのチケット代はSS席が2万5千円、S席は19,500円。A席でも1万5千円する。
それを知ったときは頭がクラクラしたが、「コンサートは後方のセンターで!」という持論に従ってチケットをポチ。
結果、チケット代に見合う…、いや、安いとさえ思えるコンサートだったから、あのときの自分の勇気を讃えたい(笑)。
大阪、福岡、愛知と公演は続いている。
まだ見られるチャンスがある方は、ぜひ!!
<公式HP>
執筆者プロフィール
RYU
なんの肩書きもない観劇オタク。
2010年のクリスマスに韓国・ソウルで出会ったチョ・スンウによる『ジキル&ハイド』に衝撃を受けて以来、韓国ミュージカルの沼にハマる。
2011年以降、日本と韓国での劇場通いが始まり、ブログ(現在休眠中)やインスタに観劇記録をUPしている。
好きな俳優はチョ・スンウ、ホン・グァンホ、マイケル・K・リー、ヤン・ジュンモ、パク・ウンテ、中川晃教、成河など、数えきれない。
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