2024/10/08
【今日も感劇日和】この夏、どっぷりハマった韓国ミュージカル!!『HADESTOWN ハデスタウン』<後編>
前回も熱く語ったが、今年の夏、私のイチオシ作品は韓国ミュージカル『HADESTOWN ハデスタウン』だった。
物語の登場人物は、
オルフェウス(ミューズの息子で「神から与えられた美しい声」を持つ)
エウリディケ(若くて貧しい女性)
ペルセポネ(ハデスの妻)
ハデス(「ハデスタウン」を作った男)
運命の女神(3名)
労働者(5名)
そして、ストーリーテラーのヘルメス
このキャストで織りなす物語は、オルフェウスとエウリディケ、ハデスとペルセポネ、この2組の愛の行方を中心に、ギリシャ神話をベースに作られている。
詳しく踏み込みたい方は『ハデスタウン ミュージカル』で検索すればいくらでも出てくるので、ご参考に。
(でも観る可能性がある場合は、あまり詳しく調べないことをオススメしたい)
韓国キャスト、みなさん抜群に歌が上手くて、ハーモニーもとにかく美しい!
韓国ミュージカル界の凄さが、この作品の中にギュッと詰まっている。
主人公はオルフェウスだが、神がかり的に歌が上手くなければ演じられないこの役はトリプルキャスト。
その中でも心惹かれたオルフェウスは、パク・カンヒョンさん!
純粋の塊で、一途で誰からも愛され、キラッキラのオーラを放ち歌声で世界を変えようとするその姿を見事に表現していて釘付けになった!!
まさしく「天使の歌声」。
今まで彼は様々な作品で観客を魅了してくれたけれど、私にとって今回の「オルフェウス」は過去1のパク・カンヒョン作品となった。
あ〜、もう本当にみなさんに彼の歌声を聴いていただきたい!!
と言いながら、どのキャストで観ても等しい感動を得られるのは間違いない。
出会えて良かったと、心から思えた作品となった。
執筆者プロフィール
RYU
なんの肩書きもない観劇オタク。
2010年のクリスマスに韓国・ソウルで出会ったチョ・スンウによる『ジキル&ハイド』に衝撃を受けて以来、韓国ミュージカルの沼にハマる。
2011年以降、日本と韓国での劇場通いが始まり、ブログ(現在休眠中)やインスタに観劇記録をUPしている。
好きな俳優はチョ・スンウ、ホン・グァンホ、マイケル・K・リー、ヤン・ジュンモ、パク・ウンテ、中川晃教、成河など、数えきれない。
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