2026/07/10
ネコろんで読む英語コラム (67)ドラマ撮影でも浮上したパワハラ問題…そもそもパワハラは英語なのか?

怯えている猫のレオ君w
昨今の日本の芸能界をも揺るがすセクハラ、パワハラ問題。
今現在もフジテレビのドラマ『夫婦別姓刑事』の撮影をめぐり、俳優の佐藤二朗と橋本愛の間で浮上したハラスメント問題が連日報道されている。
頂点を極めた大人気アイドルやお笑い芸人でさえも一瞬にして表舞台から消されてしまうという事態に、他人ごとではないと戦々恐々としている芸能人も多いことだろう。
ところでこの「パワハラ」という言葉だが、「パワーハラスメント」の略語だと言われている。
「power harassment」と書くとあたかも英語として存在するかのように思えるが、実はそうではない。これは和製英語なのだ。
元々セクハラ(こちらはsexual harassmentのことで英語として存在する)からヒントを得て、某企業が使い始めた言葉らしい。
あとを追うようにモラハラ、アルハラ、カスハラといった言葉が造成され、最近ではマタハラなんて言葉も耳にするようになった。
もちろん、これらはすべて和製英語。「モラハラだから moral harassmentだな…」なんてネイティブ相手に使っても通じないのでご用心。
ではパワハラは英語で何と言うのか?
「abuse of power/authority」というのが一般的で、直訳すると「権力の乱用」になる。
ちょっと硬い言い方だけど、こちらのほうがカタカナより強い響きがあって抑止力になるのでは?と思うのは私だけだろうか。
ともあれ、カタカナ語は和製英語であることが多いので、英語で会話するときは気をつけたいものだ。
執筆者プロフィール
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Yumi
English Boot Camp代表。英語発音コーチ、著者。東京在住の大阪人。
2010年に開設した英語学習者向けのYouTubeはチャンネル登録者数が19万人を超える。
小学生の時にゴダイゴのタケカワユキヒデのファンになり英語に興味を持つ。
思春期は洋楽(ロック)とアメリカ文化に傾倒し、いつしか英語を教えるように。
著書に『ネコろんで学べる英語発音の本』がある。タイトルからもわかるように大の愛猫家。
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