美容

2024/01/01

【鈴木さやかのアラフォーからのアゲ美容。】“はっきり色”の口紅を「おば見えさせない!」コツ

脱マスク生活が始まって以降、お客さまから似合う口紅に関するご相談が増えています。
パーソナルカラー診断講師をしている私でも、口紅選びって難しいな~と感じることがあります。
口紅って色だけでなく質感や発色によっても仕上がりが変わるので、結局のところ自分の唇にのせてみないと、ということがありますよね。
 
お客さまからいただくお声で多いのが、
「はっきりした色の口紅をつけると、急におばさんくさくなる」というご相談。
 
お気持ちすごく分かります~!
そこで、なぜこのおばさんくさくなる現象がなぜおこるのかを検証してみました。

 
例えばパーソナルカラースプリングのお客さまにウィンターの口紅を塗ってみます。
鈴木さやか アゲ美容 口紅 パーソナルカラー

スプリングの方は、クリアであざやかなコーラルピンクや赤、オレンジなどがお似合いになられます。青みを塗るとバブリー感、プラス5歳な印象です。
 
左側はなじむのに対し、右側のウィンターカラーは浮いてしまっています。

 
口紅がちょっと浮いてしまうだけで、年齢が高く見える、頑張っている感じが出てしまう。

 
この「浮く、浮かない」の指標がどうやら見た目印象を左右しているといえそうです。
鈴木さやか アゲ美容 口紅 パーソナルカラー


口紅をつける際のポイントは2つ

①自分の肌の色、唇の色、形にあった色・質感を選ぶこと
②口紅が美しく映える肌作りを行うこと

上記、細かく解説しますね。

 
① 自分の肌色、唇の色にあった色・質感を選ぶこと

口紅は自分の肌色、唇の色に合った口紅を選ぶのがおすすめです。
たとえば、ピンクの口紅。ピンクはピンクでもさまざまなピンクがありますよね。似合うピンクの口紅をつけると肌は美しく見え、好印象が生まれますが、似合わないピンクは一気に老けておば見えしてしまうこともしばしば……。

 
②口紅が美しく映える肌作りを行うこと

口紅が美しく見える肌をていねいに作ることも大切です。色は隣り合わせの色との調和感、錯視効果で最終的にどう見えるかが決まります。
口紅の周りの肌がくすんでいると、やはり口紅自体もくすんで見えてしまうことがあります。唇の周りをファンデーションやリキッドタイプのコンシーラーで補正するのもおすすめです。
 
みなさんは、お気に入りのリップはありますか?
口紅ってやっぱりつけると気持ちが上がりますよね。

 
似合うリップをつけていると、顔全体も明るくキュッと引き上がって見えます。
鈴木さやか アゲ美容 口紅 パーソナルカラー

 
黒や紺などベーシックな色も多くなる冬だからこそ、口元にぱっと明るい色があると印象も華やかになります。
鈴木さやか アゲ美容 口紅 パーソナルカラー

執筆者プロフィール

鈴木さやか

パーソナルカラー診断講師。東京 銀座パーソナルカラー診断/口紅分析サロンBEAUTY MAP代表。
青山学院大学卒業後、11年間株式会社資生堂にて主に商品開発、マーケティングに従事。独立後, 一人でも多くの女性を色やコスメの力で笑顔にしたいという想いからパーソナルカラー診断サロン「BEAUTY MAP」を設立。
今までに5000人以上のパーソナルカラー診断を行う。資生堂での化粧品開発経験で培った「肌色と色の関係」の知見に基づいた口紅分析、パーソナルカラー診断ができることを強みとする。
2021年より2年間渡欧しヨーロッパにてファッション、西洋文化を学ぶ。現在は日本人だけでなく、英語による接客で世界中の方のパーソナルカラー診断にも携わる。
所有資格 色彩検定 1級/色彩検定 UCアドバイザー/パーソナルカラーアナリスト/48タイプ診断アナリスト/骨格診断ファッションアナリスト/ヘア・メイクアップアドバイザーBEAUTY UP

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