2024/10/25
【今日も感劇日和】アイドルゆえ「ハードル低くしていてごめん」だったミュージカル『ニュージーズ』
ついにこの日が!!
待ちに待った『NEWSIES ニュージーズ』
公式HP
2012年からBWで上演され、トニー賞2部門を受賞したディズニーミュージカル。
出会いは2016年の韓国。
「まぁ、ちょっと観てみるか」と空き枠に入れたら、予想の斜め上を行く魅力でどハマり。
キャッチーなアラン・メンケンの楽曲に乗って展開される、多彩なダンスナンバーがあっぱれでしかなく、「ニュージーズ(新聞少年たち)」全員が主役!と感じさせられた。
その後ずーっと「また観たい!!」と思っていたが、2021年の日本初演は超人気アイドルの京本大我くん主演で、チケットがまったく取れず(涙)。
今回の再演も別の“超人気アイドルくん”主役で、また無理か・・・と半分あきらめかけていたが、なんとかゲット!!
ワクワク感満載で劇場に向かった。
幕が上がり・・・、20名あまりのニュージーズ(新聞少年たち)のダンスはやっぱり最高だった!
振付はもちろん素晴らしく、群舞のバリエーションも豊富で、心の中で思いきりヒューヒューしていた(笑)。
ダンスの基礎がしっかりしているメンバーばかりなので、一つ一つの動きにキレがあり、どのポーズを切り取っても美しい。アクロバットも絶品!
そして歌声も安定していてハーモニーが美しく、ニュージーズ全員が輝いていた!
新聞少年のリーダー、主役のジャックを演じた岩崎大昇くん。
いや~、驚いた!!
キラキライケメンで、背は高いのにヒョロヒョロではなく、芯がしっかりしていてとても舞台映えするのだ。
歌はまだ粗削りなところもあるが、声がよく飛び、この作品の代表曲でもある1幕ラストの『サンタフェ』の歌い上げは痺れた!
アイドルなのでダンスはもちろん上手だし、お芝居もそつなくこなしていた。
「ハードル低くしていて、ごめんなさい」だった(笑)。
すっかり青年となり、今や舞台で大活躍の加藤清史郎くん。加えてヤングシンバからスタートし、今後の活躍を楽しみしている横山賀三くんという注目の若手キャストも存在感を示していた。
売上を伸ばすためにニュージーズを苦しめる新聞社の悪徳オーナー役の石川禅さんは文句なしの憎たらしさだった。←ほめてる(笑)。
キャスティングが見事に適材適所だった。
ラストはハッピーエンドでみんなが笑顔。終演後はエネルギーが満タンにチャージされた。
チケットさえあれば、毎日通ってもいいんだけどな(笑)。
次に観られるのは、いつだろう?
執筆者プロフィール
RYU
なんの肩書きもない観劇オタク。
2010年のクリスマスに韓国・ソウルで出会ったチョ・スンウによる『ジキル&ハイド』に衝撃を受けて以来、韓国ミュージカルの沼にハマる。
2011年以降、日本と韓国での劇場通いが始まり、ブログ(現在休眠中)やインスタに観劇記録をUPしている。
好きな俳優はチョ・スンウ、ホン・グァンホ、マイケル・K・リー、ヤン・ジュンモ、パク・ウンテ、中川晃教、成河など、数えきれない。
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