2024/01/24
【毎日がエンタメ】辛くない青唐辛子の見分け方
人気俳優カン・ドンウォンの出世作となった映画『彼女を信じないでください』。
この映画でカン・ドンウォン演じるヒチョルは“Mr.唐辛子コンテスト”に出場。
本来、歌で決着がつくはずが、ハプニングもあって“唐辛子の早食い競争”をする羽目に。
題して“ヒリヒリ競争”と名付けられ、ヒチョルは意を決して唐辛子を頬張る。
泣きながら青唐辛子を食べるヒチョル。
そんなヒチョルの姿を見て呆然とする対戦相手。勝ち目はないと、即棄権するのだった。
目からポロポロ涙を流すヒチョルだったが、実は演技ではなく、マジ泣きだったのではないかと思っている。
青唐辛子は辛い。あんなものを大量に口に入れれば、そりゃ涙も出るだろう。
この日は、韓国在住40年超のアッパ(お父さん)とランチすることに。
取材で韓国入りしていた芸能ライターのR子さんも一緒だった。
唐辛子のニオイを入念に嗅ぐアッパ。
ところが次の瞬間!
聞かなくても分かる。それがメチャクチャ辛い唐辛子だったってことは。
辛い青唐辛子に当たると大惨事になる。
韓国に何年住んでいようとやっぱり辛い唐辛子とそうでない唐辛子を見分けるのは難しいらしい。それだけは分かった。
*****
新聞記者でジャーナリストのアッパと韓国で食事すると、なぜか毎回ネタになるような出来事が起こる。
青唐辛子事件はこれ一度ではなく、別の店でもむせ返っていた。
執筆者プロフィール
児玉愛子(らぶこ)
韓国コラムニスト。韓流エンタメ誌、単行本、ガイドブック等の企画から取材、執筆を行う。
メディアで韓国映画を紹介するほか、日韓関係やエンタメコラムを寄稿する韓国ウオッチャー。
さわ
フリーランスのイラストレーター。海外のガイドブックやコスメ本等を担当。
当サイトのイラストエッセーでは原作者の意向に従い、不本意ながら下手クソに描いてる。
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