国内旅行

2025/05/06

ネコろんで読む英語コラム (45)万博の参加国“ユークレイン”や“イズリヨウ”ってどこの国?

大阪・関西万博が始まった。
大阪出身の私としては「一度は行っておきたい」と思いつつ、まあ半年もあるので落ち着いてからでいいかとも思ったりしている。

 
1970年の万博の時はまだ小さかったので「太陽の塔」しか記憶にない。いろんなパビリオンを回ったはずなのだが、まったく覚えていないのだ。
自分が生きているうちにこの規模の万博が開催されるのはおそらく最後だろうから、やはり見逃せない。

英語コラム 明場由美子 万博

 
今回参加している国を見てみると、聞いたことのない名前もチラホラ。英語でなんて言うのかな?と、いちいち気になって調べてしまうのは職業病かもしれない。

 
国名・都市名はカタカナでインプットしてしまうと、いざ英語で話そうとしたときにうっかりカタカナ発音になってしまうから困る。
「あれ? なんだっけ?」とならないように、必ず英語の発音をチェックして英語の音をインプットするように日頃から心がけているのだ。



フランスやイングランドあたりはまだ音的に近いのだが、これがウクライナやイスラエルあたりになると随分と違う。
Ukraineはユ~クレイン、Israelはイズリヨウで、これを知らないと聞き取ることすら難しい。

 
中華系の都市名も油断ならない。北京はBeijing(ベイジン)だし、深圳はシンセンではなくShenzhen(シャンジェン)、広州はGuangzhou(グワンジョウ)でまったく違う。
漢字だとつい日本語の感覚で音読みしてしまうから大変。

 
イタリアのフィレンツェも英語だとFlorence(フローレンス)だし、チューリッヒはZurich(ズーリック)。
ある程度メジャーな国名・都市名は英語でなんて言うのか常に気にかけていないと、いざというときにドツボにはまるのだ。

 
ちなみにメジャーもカタカナ発音だと通じないので要注意!
メジャーはmeasureで測量器になってしまう。Majorなら「メイジャー」と言わないと通じないので気をつけて。

執筆者プロフィール

Yumi

English Boot Camp代表。英語発音コーチ、著者。東京在住の大阪人。
2010年に開設した英語学習者向けのYouTubeはチャンネル登録者数が19万人を超える。
小学生の時にゴダイゴのタケカワユキヒデのファンになり英語に興味を持つ。
思春期は洋楽(ロック)とアメリカ文化に傾倒し、いつしか英語を教えるように。
著書に『ネコろんで学べる英語発音の本』がある。タイトルからもわかるように大の愛猫家。

画面上部に戻る