2024/12/13
《旅のよもやま話》関西旅行の帰りに『井筒屋』の人気駅弁“湖北のおはなし”を買う方法
関西旅行の帰り、『井筒屋』の人気駅弁“湖北のおはなし”を買うために、ハラハラドキドキの5分間を経験した。
『井筒屋』の“湖北のおはなし”
1,480円
季節によって、おこわの具材が変わるという。
かつてJRの駅弁グランプリで1位になったこともあるといわれるお弁当。
俳優の角野卓造氏は『人生最高のレストラン』(TBS)で、この弁当を買うために帰りはわざわざ「のぞみ」ではなく「ひかり」に乗車すると話していたそうだ。
というのも、関西旅行の帰りにこの弁当を買えるチャンスは一度だけ。
「ひかり」の停車駅「米原駅」で購入できる。
そして、角野卓造氏が「米原駅」にて“湖北のおはなし”を買っていると話していたのはコロナ禍前のこと。その当時と、コロナ明けの現在とでは状況が違っている。
結論から先に言うと、買えるか買えないかは運次第!
まず、「ひかり」に乗車した場合、「京都駅」の次の滋賀県「米原駅」構内で駅弁を買える。
停車時間は約5分!
かつては新幹線のホーム上に売店があったそうだが、コロナ禍に閉店している。
繁忙期でない時期はたまに『井筒屋』の方がホーム上で販売することもあるそうだ。
けれど、時期や時間帯は未定。販売員さんに会えない可能性が高いと考えたほうがいい。
ここからは『井筒屋』さんに直接聞いてみた。
「米原駅」のどこで買えるのか?
- 1.「ひかり」に乗車した場合、6号車付近で降り、階段を上る
- 2.線路をまたぐ通路(150~200mほど)を突っ切って改札口へ
- 3.改札口の右脇にある売店で弁当が売られている
もちろん、レジに行列ができていたらタイムアウトだ。
また、時間帯によっては“湖北のおはなし”が売り切れている場合もある。
だからこそ、買えるか買えないかは運次第!
17時52分「米原駅着」で“湖北のおはなし”はラスト1個だった!
また、ほかにも買いたいと思っていた“おかかごはん”(1,300円)や“鶏めし”(1,230円)は完売。
昭和62年に誕生した“湖北のおはなし”
コンセプトは「懐かしいおばあちゃんの味」で、美味しいおこわと滋賀県湖北地方の名産物がギッシリ詰まっている。
それにしても、旅の終わりのわずか5分に、これほどの緊張感を覚えたのは初めてだった。
執筆者プロフィール
児玉愛子(らぶこ)
韓国コラムニスト。韓流エンタメ誌、単行本、ガイドブック等の企画から取材、執筆を行う。
メディアで韓国映画を紹介するほか、日韓関係やエンタメコラムを寄稿する韓国ウオッチャー。
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