海外グルメ

2025/11/25

海外旅行で食べるべき“絶品グルメ” #50 フードセンター内にあるミシュラン掲載店と、大行列の行方…

シンガポールの名物料理といえば、やっぱりチキンライス。
いくつもある有名店の中でも、ネット上でよく見かけたのがここ。

 
マックスウェル・フードセンター」内にある『天天海南鶏飯』
天天海南鶏飯 シンガポール チキンライス ミシュラン
観光客が多めのエリアAで#01-10、11
 
ミシュランビブグルマンにも掲載された有名店で、行ってみたらすごい行列。
ほかにもチキンライスの店はあるのに、私が行った時間帯は『天天海南鶏飯』一強という感じだった。

 
チキンライスと青菜炒めをオーダーすることに。
天天海南鶏飯 シンガポール チキンライス ミシュラン
チキンライス、青菜のオイスター炒め/各6SGD(現在のレートで約720円)
 
鶏肉はジューシーだし、フツーに美味しい。
ただし、注文時に鶏肉の部位は選べない。
 

 
このチキンライスは当たりのパターン↓
天天海南鶏飯 シンガポール チキンライス ミシュラン

たぶん一番美味しくって食べやすい部位。

 
友だちのは大ハズレで骨だらけ↓
天天海南鶏飯 シンガポール チキンライス 骨だらけ 部位

皮をめくると「本当に、同じ店の同じ金額のチキンライス?」ってぐらい違う。
 
あとで分かったのは、どうやら私たちのように2つ注文すると「骨なし」と「骨だらけ」を提供されることが多いようだ。
というわけで、いくらミシュラン店とはいえ、当たりの鶏肉かハズレの鶏肉かで感想が大きく違ってくる気がした。



そして『天天海南鶏飯』一強と思えた「マックスウェル・フードセンター」内のチキンライスだが、『天天海南鶏飯』が品切れで早々と閉店すると“大行列”は他店に移動する。

 
少し前まで閑古鳥が鳴いていた『海南鶏飯』の屋台。
天天海南鶏飯 シンガポール チキンライス ミシュラン 海南鶏飯
『天天海南鶏飯』の向かい側#01-36
 
『天天海南鶏飯』が閉店した途端、今度は向かい側の『海南鶏飯』に大行列ができた。
しかも長蛇の列!

 
別の日に食べた『海南鶏飯』のチキンライス。
天天海南鶏飯 シンガポール チキンライス ミシュラン 海南鶏飯
スープと野菜炒めがついたセットで7SGD(約840円)
 
正直言って『天天海南鶏飯』に負けず劣らずの美味しさ。

 
いや、むしろこっちのほうが好きかも!?
天天海南鶏飯 シンガポール チキンライス ミシュラン 海南鶏飯

鶏肉はこちらもジューシーで柔らか。あとはもう、タレの味の好みによって感想が分かれると思う。
こっちもミシュランに掲載されてもいいんじゃないか…。
 
なんとなく、『天天海南鶏飯』という店名や“ミシュラン”という文字を目にして、「『天天海南鶏飯』のほうが美味しい!」と思いがちだけど、率直に『海南鶏飯』のチキンライスも美味しいし、味付けはこっちのほうが好みw
 
金額はそんなに変わらないし、いや、『海南鶏飯』のほうがお得。
『天天海南鶏飯』の行列に並ぶより、閑古鳥が鳴いてる『海南鶏飯』でもいいんじゃないか。そんなふうに思った。
 
どちらの店もサイズは大・中・小から選べる。
大(2人でシェアする分量)、中(1人で食べて、まぁまぁお腹いっぱいになる)、小(1人で食べて、ほかの店の料理も食べられちゃう!)ぐらいな感じだろうか。
 
せっかくなので食べ比べてみるといいのでは。
 

天天海南鶏飯 (Tian Tian Hainanese Chicken Rice)マックスウェル・フードセンター店(#01-10、11)
TE号線「マックスウェル駅」2番出口から徒歩1分。<MAP

執筆者プロフィール

児玉愛子(らぶこ)

           

韓国コラムニスト。韓流エンタメ誌、単行本、ガイドブック等の企画から取材、執筆を行う。
メディアで韓国映画を紹介するほか、日韓関係やエンタメコラムを寄稿する韓国ウオッチャー。

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