日常

2025/12/23

【毎日がエンタメ】クリぼっち

毎年この時期になると、憂鬱に感じる人もいるだろう。
普段なら1人で映画を観たり、1人ゴハンしていても何も言われないのに、イヴやクリスマス当日の1人は“クリぼっち”とか言われるからだ。
 
そもそも誰がつけた名称なんだろうか。
 
ある女子は「見つけたら、とっ捕まえて一度問い詰めたい」と言っていた。
「一体、お前になんの権限があって“クリぼっち”とかいう名称をつけたのか」と。

毎日がエンタメ クリスマス クリぼっち

しかも近年、「クリぼっちは恥ずかしくない!」とか「クリぼっちに負けるな」みたいな文字もネット上に踊るようになった。
この謎の励ましにゾッとする。
そもそも多くの女子たちは「恥ずかしい」なんて思ってないだろうし、「負けるな」ってなんだ?
これって勝ち負けの問題か!?と思わなくもない。




国家公務員だった頃、私は職場の寮生活を経験したことがある。
寮生活はよかった。カレ氏なんかいなくてもへっちゃら。寮に帰れば大勢の仲間がいるのだから。

 
当時は“クリぼっち”なんて言葉すらなかったけど…
毎日がエンタメ クリスマス クリぼっち

カレ氏のいない女友だち同士でのクリパ。
これがメッチャ楽しい。
 
そしてパーティが終わる頃になると、名残惜しくて皆でかたく約束する。

 
来年もカレ氏ができなかった場合の保険として…。

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念のための保険に加入↑

 
けど、内心では皆が思ってる。

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これぞ女子寮w
 
*****
あの頃の“カレ氏いない女子たち”の結束の強さはすごかった。けど皆、「我先に」とイチ抜けすることを願っていた。
 

執筆者プロフィール

児玉愛子(らぶこ)

           

韓国コラムニスト。韓流エンタメ誌、単行本、ガイドブック等の企画から取材、執筆を行う。
メディアで韓国映画を紹介するほか、日韓関係やエンタメコラムを寄稿する韓国ウオッチャー。

さわ

           

フリーランスのイラストレーター。海外のガイドブックやコスメ本等を担当。
当サイトのイラストエッセーでは原作者の意向に従い、不本意ながら下手クソに描いてる。

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